大阪のローカルAMラジオ局、OBC ラジオ大阪。ぬかるみの世界を放送していた、日曜の深夜ということで他の放送局は早々と終わる。大陸半島の電波も飛ばない。そういう電波状況がいいのが日曜の深夜であった。
驚くべきことに、北海道から沖縄まで リスナーが手紙を送り出した。深夜の仕事してるひとや、受験生が夜中にダイアルを回す、
そこには、ふたりがえんえんと話をしている。とりとめのないはなし、全国の人は、ぬかるみにはまっていった。大阪弁であるし、鶴瓶さんですら知らない人がいた、僕の後輩の人間は、ぬかるみにはまり、この放送のとりこになり、わざわざ、関東から京都産業大学に入学するやつもいた。
そこで、がんさんの発案だろうか、聴いてる人を募り、電話するのである。北海道の人、今回は5人です、さあ、誰に電話しようかな・・。
そして、電話するのです、夜中に、ぼくは、いつも聞きながらどきどきしていた。そのときのどきどきの理由は二つ。ぬかるみん(リスナ~)が起きてるかどうか家の人が出ては来ないか・・。しかし、ぬかるみんは、一回のコールで、もしもし と、でるのだ、相手は喜んでる。もうひとつのどきどきは、連帯感である。嬉しいのである、夜中に僕と同じようにぬかるみを聴いて起きてる人々、
生放送であることはもちろんのことだが、この全国縦断のときは必ず録音して、何度も聞いたことを思い出す。あのテープの山は震災で無くなったけど
第1回:1980年5月
第2回:1982年12月
第7回:1983年12月5日、応募総数1007通
第8回:1984年5月20日、応募総数690通
第9回:1984年12月2日、応募総数848通
第10回:1985年6月2日、応募総数965通
最終回:1989年6月 応募はがきの枚数 ウィキペデイア参照
いま、AM電波がなくなるという、こんな悲しいことはない。AM電波、あの雑音とモノラル音と、フィューという音。懐かしい音だ。
追記 当初は 春と秋にあったのだろうか、ラジオの視聴率週の時のあったと思う。
釜堀根小介という名前がでてきて、本名かどうかで、電話された記憶があります。
電話にでたひと、思い出がある人、 メールください。 メールはしたのほーーにあるわ、
2025/02/05 記