田園コロシアムでのコンサート直前の1979年8月1日、清水仁 • 大間ジロー • 松尾一彦の3人は、正式契約としてにオフコースのメンバーとして加入した。アルバムは『Three
and Two』とタイトルが付けられた。“Three and Two”とはゴルフ用語の“あと2ホールで3打差があるとき、自動的に勝負が決まること”で、オフコースの人数ともあうことから付けられたと、’80年初頭の雑誌インタビューで清水が答えていた。また、このアルバムでは「どんな楽曲を、どう演奏をすればバンドとして成立するのか」を強く意識してレコーディングを行ったと、後に小田はインタビューで答えているW
1
思いのままに
(4’42”)
小田和正 作詞 • 作曲
5人の演奏で一番僕は好きだ。暗いと批判されたものへのメッセージか・・。
2
恋を抱きしめよう (4’05”)
鈴木康博 作詞 • 作曲
のりのいい歌でライブでは必ず演奏された。
3
その時はじめて (4’19”)
小田和正 作詞 • 作曲
ロック色を強めた感じであるが、やはりメローな感じは残る。
4
歴史は夜つくられる (4’11”)
鈴木康博 作詞 • 作曲
シンセがつかわれ、いろいろな電気的な楽器がこのLPから
はいる・・。
5
愛を止めないで (3’49”)
小田和正 作詞 • 作曲
シングルヒットした歌、EPより二秒長い。
1
1
SAVE THE LOVE (8’19”)
鈴木康博 作詞 • 作曲
8分の長い歌、ロックの色合いを濃くした、間奏の
エレキなどを聞かせる。
2
汐風のなかで (3’49”)
鈴木康博 作詞 • 作曲
3
愛あるところへ (4’48”)
小田和正 作詞 • 作曲
4
生まれ来る子供たちのために (4’53”)
小田和正 作詞 • 作曲
翌年、シングルカットされた。
1979年秋のコンサート・ツアー“Three and Two”では、この曲の演奏中、ヨットのイメージフィルムがバックに映写された。
いまでもこの歌はいろいろなひとにカバー
され、当時は注目されなかったが、
後の評価は大きい。後半のこーらすワークは絶品。