の武道館コンサート最終日、コンサート終了のアナウンスのバックで「ひととして」に続いてこの曲が流れ、スタッフによるステージのバラシ(後片付け)が始まったところ、流れていたテープの音が聞き取れないほどの観客の大合唱となった。その音源をミックスしたテイクが
アルバムに収録された。
人気絶頂のオフコースが人気絶頂のときに「解散騒動」
マスコミは解散と騒ぎ立てる。
ファンは迷うところ・・。
この5人時代の最後のツアー^「over tour]
の間にリリースされた、この歌、
リリースして間もないのにファンは歌詞を全部覚えていた。
ぼくはこの興奮した会場の中。
数多くの高校生の女の子たちが制服で着ている光景をおもう。
このライブは平日であり、おそらく夕刻の開園で
遠方の人たちは、学校を早退してきていたのだ・・。
おそらく、先生を説得し、親を説得し、もしくは仮病を使い、
学校を抜け出し、友人たちとためたお金で武道館に
いったのであろう。
アンコールは何曲も何曲もかかり、
最後は、もう照明も明るくなり、アナウンスが流れ
そのなかでもファンたちは帰ろうとせず、
この歌を大合唱していた。
おそらく、メンバーは袖口で聞いていたのだ、
みんなの心に流れたものは、ファンへの気持ち、
自分たちのオフコースへの活動の軌跡。
それまでの日々が数分で流れたのであろう・・。