【がんばって友梨さん】卒業式前に父親らチラシ配布 中学校除籍へ
大阪府熊取町で平成15年5月、当時小学4年生だった吉川友梨さん(14)が下校途中に行方不明になった事件で、友梨さんの両親や在籍中の町立熊取北中の父母、教職員らが7日、同府泉南市のショッピングセンターで情報提供を求めるチラシ約7000枚を配った。
友梨さんの父、永明さん(48)は、友梨さんの救出をかたった詐欺被害にあったことを支援者らに報告。「いてもたってもいられず、だまされてしまった。反省する毎日です」と話した。父母らは「友梨さんを一日も早く無事に両親の元へ帰してあげたい」と買い物客に訴え、早期発見への協力を求めた。
一方、友梨さんは現在、町立熊取北中3年3組に在籍。今月13日に卒業式があるが、除籍になる見通し。
友梨さんの卒業を控え、町教委が文部科学省などに問い合わせたところ、教育基本法の規定で出席日数が足りていないため卒業できないことが判明。除籍か、3年生としての籍を存続させるかを検討した結果、「学校に迷惑をかけてしまう」との意向を受け除籍を選択するという。
ただ、町教委は友梨さんが救出され次第、いつでも迎え入れる準備を整えており、担当者は「除籍は友梨さんが帰ってきた後、復学できるようにするための措置。早く帰ってくることを願っている」と話している。 情報提供は泉佐野署捜査本部(TEL072・464・1234)。
sannkei
サンケイ新聞さまから無断にお借りしています、もうしわけありません。
悲しいニュースです、
もう、あれから6年、本当なら高校生。
はやく!かえせ!