59. 閑話休題 03

 この項を書いてるときはお盆の終わり頃、
お盆、夏休みは商盛期といって、売り上げ客数が増加する、
ましてや、お盆は、場所にもよるが、帰省の車が高速道路で使うインターの
近くの店や、大きな墓地が近くのお店や、そういう店などは大変である。
お盆前後下手すれば2週間休みなし、年末年始もゴールデンウィーク
もながけらば大変。
いつも、気がつけば終わってる状態で、時間の過ぎる感覚、人が普通の休みや
時間を過ごすのに、年中無休であるがゆえに
時間の感覚が無い。
作業は複雑で、全ての人間が素人であり、半年以上努めてもらわないと
訓練の時間がかかるので、わりにあわない。
バイトパートで運営してるので、苦情クレームが起きやすく、
そうならないために教える項目が多かった。
だから、ついていけないので、辞める人が多い、
フロアーについては、オーダーを受けることから始まり、そのハンデキィーという端末の操作、メニューのりかい。オーダーを間違えやすいパターンやチョイスなど、ドレッシングなど、コースの飲み物などをきくことを教える。
大概このへんで、あたまがパニックになる。
ある程度の学力がないと憶えきれない。
しかしだ、あたまのいい学生などは、家が裕福なこなどはバイトしない、
留学や研究など忙しい、家庭教師なら簡単に稼げる。
だから、あんまり頭のいい子はこないし、僕もあんまり好きでなかった。
それよりも、ハングリー精神の子のほうがいい。
まずは兄弟が多い、片親、苦労してる人々、そういうひとは稼ぐために必死であるし真剣である。

また、面接のときには必ず、商盛期の確認、でれるかどうか、
人が休む時に「忙しくなる仕事」。憶えるのはたいへんですよ、しんどいです、
「できそうですかね?」
と、ぼくは聞いたものだ、たいていは、やります。という、
夏休みずっぽし休みます。とか、言う人も居ますが、ぼくは採用しなかった。
で、今思い返せば、人が足らない、人をどうしよう
そういう脅迫観念が常にあり、人が足らないでヘルプをもらうなんてのは恥
とか、おもうような会社の雰囲気だった。

このことが2000年以降に起きた店長過労死事件に繋がってゆくのだが、
なんとかなるさ、と思って、もっと楽しく思う仕事場に何でできなかったのか
反省する。

花火大会とか、なんとか大会とか、
そういうときはたいへんでした。
花火なんて見たことないな・・。と、思い出していたら、

いやいや、ありました。
神戸夢野店で、屋根の上に昇って社員とふたりで見ていたら・・。
近隣の住民から、
「店長電話です、」
と、でると・・
「あなたの店の上に昇ってる人がいますよ!花火をみてますよ!みてますよ!」
と注意され、それは自分やといえず、
・・。という思いでもあった。






今はなき(旧)すかいらーく、その会社にぼくは費やした時間と情熱を思い出させずにいられない。

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