56. 閑話休題 02

 今回は、店長の特徴を考察為てみる、
とにかく、入社して、何人かの、怒り狂う人々には閉口した、
ほとんど、怒りの塊のようなひとだ、通常は優しく、普通なのだが
突然、ある人のミスで、注意するときに、激昂してしまう。

そういうぼくも、激昂していた、
すかいらーく辞めて、自営業になっても、怒っていた、
ひとのことはいえないのだが、わかっていても怒ってしまう。

実は、怒って怒鳴って注意しても、
その半分は、ミスをしたひとに伝わらないのだ、怒る度合いがすごいほど
ミスをしたことの内容よりも、怒こられた、という現象。精神的なものしかのこらない。

まず、店長は店を管理してるので、常に管理内容が気になり、そのCKで頭がいっぱい。
そして、店の中で、誰がどう注意するかは、明確でなく
バイト任せの外食では、リーダーも注意をためらう、
作業レベルの低い人間や、通常から不注意な人間は、放置状態になり、
重大なミスを犯してしまう。
そこで、頭に血が上り、怒鳴ってしまう、
怒鳴られた人間は萎縮し、作業を混乱したまま行うことが多く、逆効果である。

店長自身も、怒られて研修を行い、そういうパワハラの人間として育成されてしまい、
怒鳴ったり、怒ってしまう。

結果的にみると、そういう人は、店舗運営を円滑にできないままに終わることがおおい、

まず、思うに、店長自身が人格障害のような状態に陥りやすいことに注意すべきだ。
だれからもほとんど注意やアドバイスを店長は店で受けることが少ない。
どんどん、裸の王様のようになってしまい、自身の尊大さに気づかない。

転職して、違う仕事をしてやっと気がつくのである。
「ああ、なんて、おれは馬鹿だったのか・・・」

そして、何でもできると、自分の能力を過信し、
いざ、他の世界にゆくと、何にもできないのが事実なのである。

自分を卑下せよとはいわない、謙虚になるべきだ。

遅刻してきた人間に、戸城さんは、いつも怒りん坊で切れまくるはずなのに、
「急いできてたいへんだったろう、事故がなくてよかった、心配していたんだよ
大丈夫か?」
と、言うという。
これには驚いた、言われた本人も驚く、
そして、すいません、といい、遅刻はしないようにするらしい。
ほとんどのひとは遅刻しないが、人の心を逆効果で動かすということらしい、

怒って注意するのと、
わかりやすく、優しく諭すのでは、
伝わり方がぜんぜん違う。

感情的になればなるほど、回りは仕事をするのに嫌気をさすのだ。

追い詰められても、腹がたっても
ぐっと、こらえて、一呼吸おいて、優しく諭す。
それでも、だめなら、なぜ、できないか、聞いて見よう、
それでも、だめなら、なぜ、できないか、一緒に考えて見ればいい、
それでも、だめなら、たぶん、本人は辞めるだろう。
そこで、最後に、本人は反省するだろう、

要するに、そういうミスの多い人間を採用して訓練できなかった店にも
問題があるからであり、ほとんどの店は放置し、自分で学ぶことが多すぎる。

まず、店長が謙虚になること、怒れば怒るほど
逆に、優しく優しくなるべき、まあ、無理ですが。
戦うべきは、上司や会社です、部下を守るのが店長です、
そういう店長なら、困ったときはきっと
助けてくれます。

ぼくも、よく怒り、ろくでもない人間ですが、
バイトパートのひとには、助けてもらいました。
でも、広島で、いつも顔が怒ってる、と、高校生の女の子に最後にいわれ
反省したものです。
徳島佐古で、ヘルプにいったとき
同じようにヘルプに来ていた人間の中村ありさんというひとがいて
この人も何度も何度も店を崩壊させて店長を降りてました。
このヘルプのときも、おなじような怒った、いっぱいいっぱいの
顔をされていた、
この人は実に表は温和ないいひとです、きちんとしたひとです。
でも、何回も店を崩壊させてしまうのは、原因があるからです、
その原因がわからず、というか、バイザーや部長は数値がわかっても
精神的な部分、そういうので、指導ができないから、何回も同じ過ちを繰り返す。

そういう部分は、本当な大事なことなんです。
店長は常に、人格に障害を起こしてるのです。
起こすかどうかは、本人の持って生まれたものがおおい、しかし、
テクニックややりとりのなかで、ノウハウを見つけわからせるべきです、

以上、





今はなき(旧)すかいらーく、その会社にぼくは費やした時間と情熱を思い出させずにいられない。

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