43. 観音寺の暑い夏 3

朝からラストまでフロアーで営業していた5.6月、
すこしずつ、メンバーが採用されていた。
6人の残党のなかでキッチンのメンバーの高校生の女の子が2人居た。Kという女の子が、ヘルプの社員に一目惚れしていた。もうひとりもおなじく、しかしだ、彼は女癖が悪く。
自分の泊まる宿に女の子を呼び出し、それがばれて
Kという女の子は激怒し、あることないこと言いふらした。
要するに田舎は閉鎖的で、ニュースが亡く、ひとの出入りもなく、うわさは広まる。
もう一人の女の子は、傷ついて辞めると言い出した。
ぼくは、社員と話して、其の事実はどうであるのか
うわさだけで辞めるのはおしい。
「絶対、辞めさせない”」
と、宣言した。
社員が説得してもだめで、
ぼくが、わざわざ、家を探し、話をしに言った。

リーダーのSさんや、陰口のOさんは、どんどん
辞めていただいたのに、なぜか、わからないが
何度も行った。
本当に夜は真っ暗な田舎だった。
話を何回かして、辞めないでがんばろう。
という話をしてるうちに、ぼくは、彼女のまっすぐなところ
明るいところ、無邪気なところが気に入り、
好きになってしまった。

彼女は復帰してくれたが、Kという女の子は気に入らないらしく不機嫌であった。

其の女の子とごはんにいったり、高松に買い物いったり
為てる間に、うわさが広まった。
またもや、田舎同然の現象。

辞めるなという話が、ミイラ取りがミイラになり、
ぼくが格好の攻撃対象になった。

が、ぼくは、彼女とうまくいけば結婚するつもりでいた。

観音寺は、変わった町だった。
でも、ぼくは気に入っていた、自然があって、空気がうまく
環境は抜群、年をとればここに住みたいとおもった。

観音寺の話はまだまだ続きます







今はなき(旧)すかいらーく、その会社にぼくは費やした時間と情熱を思い出させずにいられない。

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