佃の話 6   
2017/11/30 4:14UP INDEX

長い間、このページを放置していました。まあ、いろいろとあったんですが、なによりもあの頃にあった出来事をおもいだしながらやっていると、もしかして、登場人物を傷つけてしまうかも、とも、思い始め、中断したわけです。

ナイトでライスが切れ、古い古い冷凍ライスをキッチンのバイトがだし、
怒って、社員のひとが対応できず、いつもの店長がでてこれなく、
仕方なく、、ぼくが出て行き、謝り続けた、
罵声をあびて、怒られ続けてるときに、ご飯が炊けて
とにかく、なんとか、食べ始めた。
マニュアル道理に、ご住所とお名前を聞くが、答えない。

「ええか、こんど来たら、今度きたときはちゃんとしておけよ!」

お金は頂戴せずにおこうと、思ったけど、昔は、クレームを上げるひとはほとんど払うといった、
最近は、ただにしろ!と具体的にいうひともいるが、

またしても、苦情であった。ごはんを出した本人はまったく反省しておらず、
夜中の3時過ぎに暇だから、ご飯を炊かなかった、いつもはたかない、
久しぶりに入ったからこうなった、もう、入りたくない。とか、言い出す始末。

ぼくは、内心は、それなら、早く辞めろ!と、思った、入って1年そこそこの
ぼくは、まだそこまで言えないかったし、
母店の三国にいる社員は、みんな、意識が高く。佃店を馬鹿にしていた。
「佃店は、準社員天国だ!」ぼくは、他の店を知らない者だから、そう言われても理解できなかった。

母店の三国から、福西という若い社員がきて、密かに、母店の偉大なる東GMより
ミッションを受け、「躾け」をつけるようにいわれていた。
ぼくは、逆に、その若い社員に
「あんまり、きつく言わないでほしい」と、逆にバイトたちを保護しようとしていた。

そういう関係だから、とうとう、喧嘩に発展してしまった。その喧嘩はあとで述べます。
しかしだ、躾をつけるといいながら、チーズケーキを一口でただ食いしていたのを
見て驚いた。
われらがごうてんは、
「あいつは、よく知ってるんだ!」
そうだった。ごうてんが何年かまえ、宝塚の店を崩壊させてしまったときに
いたのが、福西だったのだ。だから、裏と表をよく知ってるんだ。
ちなみに、店は崩壊しても、その店からバイトから正社員がさんニンも出てル事実。
僕が長年、店長であった店は1人もでなかった。
なぜか、わかっていた。
「あんなにしんどい仕事はしたくない、楽しくない」と思われるのが僕で、
ごうてんは
「あんなに楽しそうで、面白うそうだ!」
なのだ、

話が戻ると、それまくってすいません、
結局。その癖のあるやつはいなくなり、
ぼくが渡したお食事券で、ぼくのいない時間帯に、その6名様は来て、
「やれば、できるやないか!」
と、満足して、かえっていったと、社員の津山さんがぼくにいっていた。
ぼくは、ほっとしたのを覚えている。
いま、思い出すと、あの頃のクレームや苦情は、本当に勉強になった。
店長がまったく、動かないおかげで、責任感がないのかどうか、わからないが
度胸がついた。入ってまだ一年足らずである。


津山さんは非常に癖のあるひとだった。
その津山さんが異動してくる前に、佐藤さんという社員が②番手でいた。
佐藤さんはクールな感じで、ぼくが覚えているだけでも、
4人の女子が、恋をしていた、それも尋常ではない。
しかも、佐藤さんは決して手を出さない。まじめであった。

というところで今夜も時間となりました。
次回また。

next tukuda 72017年12月7日 3:10:44UP