offcourse L O V E
1969-1989 offcourse was japan music bands,
このサイトはあるオフコースのファンのサイトです。オフコースのことを網羅して思い出を重ねます。

オフコースのチケットはますます入手困難。電話販売はほぼ10分もたたないうちに完売
ダフ屋もでまくり。

「はい、あまっているチケットない?買うよ!ねーさん、あまってないのかい?」

やくざ風のダフ屋がどうどうと、ロビー前にたくさんいる、
その光景と不似合いなオフコースファンたち。

ダフ屋はオフコースの歌なんぞ、知ってないのだろうか、
「さよなら」のせつなさ、を理解していえるのだろーか。

「にいちゃんも、オフコースの券、あるの?」

僕に話しかけたきた!やばい。

1980年6月19日木曜日、
スリーアンドツーのオフコースのコンサート。

そう、もうなくなる、愛すべきすばらしい会場「大阪フェス」

もう29年もまえかよ・・・僕は18歳。松尾さんのひげもない。

なんと、二階席、しかも、一番前。
オペラとかクラッシックなら音響全景最高の場所。

ぼくは、感動していた、その席に、

Tシャツとかグッズとかロビーで売っている。貧乏学生にはまったく興味もナい。
今思えば買えばよかった、と反省。
ぺらぺらのスリーアンドツーのLPノジャケット、タムジンの沖縄での撮影。
正式に、5人になった、バンドとしてのオフコース。

そういう姿を見れて、ぼくは感動した。

暗転になり、オフコースのコンサートがはじまった、
LPとは少し違うアレンジ、もちろん、5人の生の演奏だからね、
「愛を止めないで」の最初のパイプオルガン?もない。

セットリストもわすれた、

ぼくは、曲がはじまると、もう感動しまくり、
一曲目で立ち上がる。
が、見渡すかぎり。誰も冷静に着座し、演奏を聞く9割の女子たち。

今日。弁当を配達しながらその光景を思い出して、いろんなことを
連想した。

そう、あの時代はまだ、男尊女卑的に、男らしくしなさいとか、
女の子はこうでなきゃ、とか、そういう、性別の主観があり、
男はかっこよく、サングラスをし、タバコをふかすみたいな、
感じで、
オフコースを聞くぼくは、そのハザマで小さくなっていた。

思い出す連想することは小田さんのクリ約でアルのりのいい若手の演奏のとき
客はのるのだが、誰も着座し、けつがおもいのか、
テレビ局のえらいさんが、絵図ら的にクレームをつけ、
「すいませんが、観客のエキストラさんはみんな、この歌のときは乗って、立ち上がってください」
とNGをだし、取り直すハプニングがあったそうだ。
オフコースファンは20年の経過をしても・・。

そう、スリーアンドツーのツアーで大阪フェスのときも
誰もすぐにたちがあらないのであった。

しかし、俄然、ぼくはたちがあがり、のりのりの拍手。

オフコースのメンバーは僕の姿をきっと見ただろう、小田さんもぼくを
ちらりと見た、と、勝手に妄想している。
二階席はほとんど、たたず、

よくよく考えてみると、「はじめの一歩」の中にセットリストがあるのをおもいだし、
見てみると、やはり、一曲目、「愛を止めないで」だった、ぼくがのるはずである、
この歌がはやったときは高校生、初めてのデートのときに見た神戸港のかもめ
を思い出す。横浜でない、外国客船が来ているといって、わざわざ
見に行ったけど、ハングルの貨物船しかいなくて、帰った。
あの時初めて喫茶店にはいり、コーヒーを飲んで、大人になった気分になる。
僕の思い出の歌。

二階席で一人たちがった、男の子をオフコースたちは
今日はのりがいいな、と、演奏に力がはいっただろーか、

一曲目   愛を止めないで
二曲目   ランナウェイ
三曲目   恋を抱きしめよう
四曲目   雨の降る日に
五曲目   思いのまま
六曲目   歴史は夜作られる
七曲目   そのときはじめて
八曲目   潮風の中で
9曲目   失恋のすすめ
10曲目  潮の香り
11曲目  秋の気配
12曲目  愛あるところへ
13曲目  君待つ渚 
14曲目  眠れぬ夜
15曲目  生まれ来る子供たちに

アンコール さよなら
      のがすなチャンスを
      愛を止めないで
      いつもいつも
      眠れぬ夜

小田さんのMC
  「こんばんわ、オフコースです、今日はすこしでも多くの演奏をたのしんでもらいたい
   と、おもいます。」
しか、記憶にない。

ひたすら演奏のパターン、しかし、このオフコース、武道館をタキシードで演奏
をこの大阪フェスのあとでやっている、よくもまあ、全国53箇所もまわり、
アルバムをつくり、再びツアーの繰り返しの激務を
over までやるんだね、よく働いたとおもう、

ダフ屋さんも聞けばいいのに、と、おもいつつ、

しかし、さよならを、いつ持ってくるのか、そこがにくい、
アンコールの歌も実はきまっていたのかな
でも、ステージで、次はこれしようか、なんて話していたのをおもいだします。