108. 夢野 23


一年以上空白が再びあいた、
いろんなことがありました、コロナ騒動から・・。
またすこしずつ続編を作ります。誰もよまないだろうけど





つまらない苦情、自分の中のやる気はどんどん無くなってきた。
もともと、ガスト転換にも反対であったし、
ガスト転換後のブームが終わって、店が暇になったときも
「こうなるのはあたりまえ」
と、自分の中で批判ばかりしていた、

よく、僕が言っていた。
「批判、文句をいうようになったら、辞めたほうがいい」
「仕事が、嫌になるなら、辞めるべきだ」

そう言っていた自分がそうなってきた。

そして、今まで頑張ってきてやっと5等級になったのに
その制度もなくなり、給与は下がり、能力給になるという。
自分より後輩でさしても実力がないのに
たまたま、いい店をもらったばかりに評価され
割の合わない店をもらうと延延評価もくそもあったものではなかった。

まあ、もう、どうでもいいように思うことになった。

奥さんの知り合いが、店をやっており
その店をやらないかという誘いがあった。

ぼくは渡りに船とばかりに、承諾し
当時の部長に電話することにした。

まあ、うすうす感じていたようだ佐伯部長は、
よくよく考えればほぼ同期だった佐伯さん、年もおなじだった。

彼はやはり負けず嫌いで貪欲で、出世が早く、どんな異動でも
こなし、業績をあげていた。

とりあえず、土曜日のアイドルに違う店で話すことにした。

最終章目次