会下山の桜 2012

標高80〜85mの山。

広さ12,000坪となっており、桜の名所、神戸の夜景スポットとしても知られている。会下とは、仏教用語で会堂や師匠の常在する集団修行場を意味し、地名としても全国に多く見られる。

西北に近接する離れ小島のような形で、頓田山(とんでんやま)があり、現在は配水場となっている。宝塚伝説で有名な二本松古墳という竪穴式古墳が存在した。また、会下山の西の谷を鬼谷(兎谷とする説もあり)と呼んだという。湊川改修により新しく新湊川トンネルを掘削した時(2000年竣工)、大きな建物の礎石、古墳等が見つかっている。古くから人が生活していた跡があり、現在の神戸の発祥地と表現されることもある。眺めが良く、軍事上の要衝でもある。